職場の人間関係で嫌な思いをしたことありますか?
2人以上の職場であれば、誰もが経験したことがありますよね。職場にはさまざまな人がいるので、もめごとがない職場は少ないかもしれません。
実際に今、人間関係で悩んでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
楽しくとまでは言わなくても、せめて穏やかに働きたいと悩んでいる人をたくさん見てきました。
今回は嫌な思いの原因である『人間関係』において、とくに気をつけたい『5つの項目』について解説していきます。この5つをちょっと意識するだけで、今より職場で上手く立ち回ることができ嫌いな人へのストレスを減らすことができるようになります。
1.人づきあいが苦手でも、人間関係は上手くいく
2.マウントをとってくる人への対処法
3.理不尽な行動をとってくる人への対処法
4.これだけは気をつけよう!嫌われる話し方!
5.相手を言い負かしたら、あなたの負け!!
人づきあいが苦手でも、人間関係は上手くいく
はじめに、お伝えしたいことがありあます。
人間関係は人づきあいが苦手でもコツをつかむと上手くいくということです。
このコツ(対処法)を知っているだけで人間関係はかなり改善し、職場の嫌な人とも上手く付き合っていくことができます。
ちなみに約60%の人が「自分は人づきあいが苦手だ」と思っているそうです。得意な人の方が少ないので安心してください(笑)
そして、最初のコツはここです。
自分は「人間関係を上手くできる」という自信を持って下さい。
何度も言いますが、人づきあいが苦手でも人間関係は上手くいきます。
「自分は人間関係を上手く築くことができる!」というメンタルを持つことが大切です。
まずはメンタルを整えましょう。
自分は人間関係を上手くできるという自信を持つ
ちなみにメンタルを整えることは精神論的な感じがして「何か古いなぁ」と感じてしまうかもしれません。
しかし、今話題のマインドフルネスのように精神論だけでなく、科学的にも効果があると注目されているのをご存知ですか?
実際に私もマインドフルネスを実践してみて「疲れづらくなった」「イライラしなくなった」「気持ちが落ち着く」「ぐっすりと眠れる」などの効果を実感しています。やみつきになり、もうすぐ1年たちます(笑)
他人は簡単に変えられませんが、自分は簡単に変われます。
まずは自分から少しでも変わってみようかな?
と思った方におすすめの書籍を紹介しておきます。
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マウントととってくる人への対処法
次に知っておきたいのが「マウントをとってくる人」、マウンターへの対処法です。
マウントをとってくる人は
「相手より優位でいたい」
「認めてほしいという気持ちが強い」
という自分の気持ちを満たすためにとっていることが多いものです。
マウンターの特徴として
「自慢話しが多い」
「上から目線で話す」
「なんでも人のせいにする」
という行動をとることが多く、とてもイヤ~な思いをさせられてしまうのが特徴。
マウンターとの向き合い方は簡単です。
まともに向き合わないことです。
とにかく嫌な思いをさせられ、頭にくることがあると思いますが、
「あれ、もしかしてマウントとられてる(笑)」
「マウントきた~(笑)」
と心の中で笑ってください。
学歴、お金、交友関係、持ち物などなど・・・
とにかく頭にくることがあるかもしれませんが、言わせておけばよいのです。
マウンターがあなたに自慢して優越感にひたったとしても、勝手に敵を増やしているだけなので放っておきましょう。
まじめに受けとめてしまうと、あなたの気持ちが疲弊してしまいます。
次の対処法を知って軽く受け流せるようになってください。
マウントをとられたときの対処法
「距離をおく」
「軽く聞き流して話題を変える」
まず、嫌なら面倒な人とは距離をおき関わらないことです。
手っ取り早く付き合いをさけて実際に関わらないようにすることです。
距離をおくことができない環境の場合は、心の距離をとるようにします。
当然、挨拶や業務上での報告、連絡、相談は必要ですが、それ以外の深い話しはマウントを
とられる要素になるのでやめておきましょう。
軽くリアクションをして聞き流しましょう。
「そうなんだ」「へ~」「ふ~ん」
という具合に軽い返事をします。
そして会話中に出てきたワードをどこか切り抜き、それ
について「あっ、そういえば・・・」
と質問をします。
もし可能なら少し誉め言葉をいれると嫌がられずに話題を変えることができます。
「へ~、そうなんですか~」
「すごいですね!あっ、そういえば・・・」
という感じです。
自然に話題を変えることができるのでとっても便利な手法です。
以上、マウンターへの対処法でした。
もっと詳しく知りたい方はコチラもどうぞ
↓ ↓ ↓
もう仕事に行きたくない!職場でマウントをとってくる人への対処法
理不尽な行動をとってくる人への対処法
続いて、職場ではよくある理不尽な行動をとってくる人への対処法です。
はじめに理不尽な人の特徴3つを知っておきましょう。
「自分勝手で人のせいにする」
「気分にムラがあり意見がころころと変わる」
「自覚がない」
この3つが大きな特徴です。
とにかく自分が中心、他人は損をしても自分は得をしたい。
また、他人の悪いところを見つけて「自分の方が上だ!」と優劣をつける傾向がある為、ひとつのミスに対し他人のミスだと思い込むクセがあります。
また、気持ちの浮き沈みが激しく態度に出ることが多いのも特徴。
自分の考えに軸がなく、判断基準がころころと変わっていくため謎の評価で他人を振りまわそうとします。
そして、一番やっかいなのは『まったく自覚がない』といこと。
自分の価値観でしか判断できないので、たいへんなストレスを感じさせられます。
理不尽なひとへの対処法
「冷静になって距離をおく」
「内容を記録して相談する」
「転職活動をする」
まずは冷静になることが大切です。「怒り」や「憎しみ」、「恐怖」に支配されると判断力が鈍り『何であの時、あのようなことをしてしまったのか・・・』と後悔してしまうことになります。
できるなら、まず相手に悟られないよう深呼吸をしましょう。
客観的に自分をみて「自分は今、腹をたてているな」と認識します。そして腹を立てたときはすぐに怒らない、恐れないということを思い出してください。
これだけで驚くほど自分をコントロールでき相手の理不尽な行動に対して冷静に対応できるようになります。
ちなみに、相手の行動によってあなたの感情が大きく揺れてしまうのは受け身の状態になっていることをお忘れなく。上記のように自分をコントロールして冷静な対応をとることは、あなたが主導権を握ることになります。
今後のことを考え、理不尽な行動について内容を記録しておきましょう。「パワーハラスメント」や「モラルハラスメント」などのハラスメントに該当することがあります。
相手との話し合いや外部機関に相談することになった場合にとても役に立ちます。
また、内容を整理していくうちに自分の気持ちの整理もできるので一石二鳥です。
どうしても職場に行くのが嫌になってしまったのなら、転職活動をしてみることをおすすめします。
もちろん、すぐに退職願いを提出するのお待ちください!
先に辞めると言ってしまうと、あわてて転職活動をしなくてはいけなくなり、よりストレスが溜まってしまうことになりかねません。
まずは、転職サイトや転職情報誌を見てみましょう。転職エージェントへの相談もありですね。
動き出すことで『転職もありかも』ということに気づくはずです。
転職活動をすること自体は、何のデメリットもありません。むしろ自分の強みを知ることができたり、今の職場環境がおかしいかも?ということに気づくかもしれません。
そして、選択肢が増えることで、心にゆとりができます。
結果として職場に行くことが嫌ではなくなったという事例もあります。
そうはいっても
自身の経験が活かせる仕事の見つけ方が分からない?
転職をしたいけど、何から始めていいか分からない??
履歴書・職務経歴書の書き方が分からない???
など様々な理由で躊躇してしまうことが多いのも分かります。
まずは気軽に転職サイトをのぞくことから、はじめてみましょう。
以上、理不尽な行動をとってくる人への対処法でした。
もっと詳しく知りたい方はこちらもどうぞ
↓ ↓ ↓
理不尽な行動をとるひとの特徴と対処法
ちなみに会社を辞めようとは思うけど、
今の社内事情だと辞めづらい…
うまく辞めることができるかなぁ~?
とお悩み中の方は退職代行というサービスがおすすめ!
無料相談ができるので、まずは気軽に相談するのもいいですね。
何度も言いますが、転職活動自体はデメリットがありませんので気軽に動いてみることをおすすめします。
これだけは気をつよう!嫌われる話し方!
誰かと話していて「何かムカムカするなぁ」とか「何かひっかかるんだよなぁ」と思ったことありますよね。
どうして、そのように感じてしまったか考えたことありますか?
ほとんどの方は、この人は感じが悪いなぁと無意識に思っているだけではないでしょうか。
じつは、嫌われる原因は話し方に問題があることが多いのです。相手に嫌われてしまうと風当たりが強くなり、余計な労力を使ってしまいます。自分が嫌な思いをしないためにも、話しかたに気をつけることもが大切です。
無意識に以下の3つの話し方をしていないか確認しながらお読みください。
『すぐに否定する』
『すぐ話しの腰を折る』
『マウントをとりたがる』
相手が話したことに対して無意識に否定のことばを使っていませんか?
やりがちなのが「でも」、「いや」、「どうせ」、「だって」から話しだすこと。
このあとに続く話しの内容は否定が多く、不快な想いをさせがちです。
もし、これがクセになっているようでしたら、嫌われる要素を自分でつくり出していることになりますので、気をつけるようにしましょう。クセは必ず改善できます。
相手の話しの腰を折っていませんか?
話しの途中で割り込むクセ。
たとえば、相手が話し終わっていないのに割り込み、勝手な先読みをして結論づける。
話しを奪ってしまうクセ。
相手が話している途中なのに割り込んだあげく、自分の話題に切り替える。
これは相手に大きなストレスを与えてしまいます。
ひたすら話すクセ。
うまく話そうとして、止まることなくひたすら話していませんか?
これは相手にストレスを与えるだけでなく、会話のキャッチボールができないので嫌われる要因となります。
人間関係で一番強いストレスといっても過言ではないのがマウントです。
自分は大丈夫と思っていても、無意識にマウントをとりにいっている場合がありますので注意しておきましょう。
マウントをとられた場合、1度や2度なら我慢もできますが、多くなるとストレスが溜まり嫌な印象しか残りません。
もっとも多い嫌われる要因のひとつです。
マウントをとられて嫌な思いをしている方は、こちらもおすすめです。
↓ ↓ ↓
もう仕事に行きたくない!職場でマウントをとってくる人への対処法
もっと詳しく知りたい方はこちらもどうぞ
↓ ↓ ↓
これだけは気をつけて!絶対に嫌われる話し方3選!
相手を言い負かしたら、あなたの負け!!
誰かに理不尽なことを言われたり、イヤミやバカにされたり・・・
嫌な思いをしたとき、『いつか言い負かしてやる』と思ったことありませんか?
相手を言い負かすことは
「相手」だけでなく
「あなた」にも良いことはありません。
もし、相手を言い負かしてしまうと今後の関係を壊してしまう可能性が高くなります。
お互いの立場に立って考えてみましょう。
・あいつを言い負かして勝った!
・悔しがってるだろうな、スッキリした!
・自分のほうが正しい!
・きっと反省してるだろうな
・いつか仕返ししてやる
・本当に腹が立つ!あいつは嫌いだ
・正論だけ言いやがって、お前もできてないくせに
・いつか見ていろよ
このように言い負かしてしまうと、言い負かした側は『勝者』、言い負された側は『敗者』というような構図になってしまうことが多いものです。
人は感情で動く生き物ですから、嫌なことを言われたら嫌いになってしまいます。
嫌われると人間関係が悪くなったり、スムーズに事が運ばないということも起きてきます。
とにかく気をつけていただきたいのは、
徹底的に叩き潰すようなやり方や
言い負かすことは避けた方がよい
ということです。
もし、あなたが相手を『言い負かしてやりたい!』とお考え中ならこちらもご覧ください。
↓ ↓ ↓
相手を言い負かしたら、それはあなたの負けです!!
まとめ
悩みのほとんどは「人間関係」からくるものです。人づきあいが苦手なひとは「人づきあい」を完璧にこなそうとするから難しく感じてしまいます。
100点をとれなくても大丈夫。60点程度でいいやという軽い気持ちでOKです。
そのためにある程度の対処法を知って入れば嫌な思いをしなくても良くなるでしょう。
- 人づきあいが苦手でも、人間関係は上手くいく
- マウントをとってくる人への対処法
- 理不尽な行動をとってくる人への対処法
- これだけは気をつけて!嫌われる話し方3選!
- 相手を言い負かしたら、それはあなたの負けです!!
「距離をおく」
「軽く聞き流して話題を変える」
「冷静になって距離をおく」
「内容を記録して相談する」
「転職活動をする」
『すぐに否定する』
『すぐ話しの腰を折る』
『マウントをとりたがる』
『人は感情で動く』
『言い負かすことは避けた方がスムーズに事は運ぶ』
以上、参考になりましたでしょうか?
人間関係はとっても複雑に見えて、実はシンプルなことが多いものです。
もし、自分は人づきあいが苦手だと思っているのであれば、5つの項目の中から今の自分にあてはまりそうな対処法を身につけていきましょう。
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